2016-05-17 第190回国会 参議院 環境委員会 第10号
この約束草案では、昨年の長期エネルギー供給見通しとしてセットになっている二〇三〇年の電源構成で原発が二〇%から二二%ということになっておるんですけれども、このことについて御意見を伺いたいと思います。上園先生からはお伺いしているとは思うんですけど、もう一度、簡単に三人の先生にお伺いしたいと思います。
この約束草案では、昨年の長期エネルギー供給見通しとしてセットになっている二〇三〇年の電源構成で原発が二〇%から二二%ということになっておるんですけれども、このことについて御意見を伺いたいと思います。上園先生からはお伺いしているとは思うんですけど、もう一度、簡単に三人の先生にお伺いしたいと思います。
そういった中で、昨年の九月に閣議決定がなされております石油代替エネルギーの供給目標によりますと、長期エネルギー供給見通しといたしましては、一九九二年度の二千二百三十億キロワットの原子力による発電が、将来、二〇一〇年には四千八百億キロワットになるというふうに書かれておりますが、このことは、今日日本で原子力発電所が運開されております倍以上の実は新たな発電所が必要になるわけでございます。
第一点は、長期エネルギー供給見通しにおいて、昭和五十年におきまして、石炭は精炭において七千二百万トン。しかるに、輸入原油は七千四百九十万キロリットルということになっております。そうして、石炭換算にして一億トンに及ぶところの輸入原油にこれを求めておる。そうして、輸入エネルギーが四八%という、きわめて輸入エネルギーに依存しておる。